今年もいよいよこの時がやってきましたね
全てのホースマンが憧れる日本ダービー
ダービーから次の年のダービーへ
ホント、競馬をやってると時間が流れていくのは早いものです
そして今年は令和という時代に変わって最初のダービーです
記念すべき何かが、記憶に残る何かが起こるのでしょうか?
今年のダービーで注目するのはなんといっても無敗で2冠を目指すサートゥルナーリアでしょう
暮れのホープフルSからいきなり皐月賞を勝ってしまうという怪物ぶりを発揮
休み明けでもあれだけ走れるのだから、一度叩いたダービーは更に良くなるだろうというのが大方の声。
既に同馬は秋の凱旋門賞へ同じ厩舎のキセキとともに登録済み
ならば当然ココは勝って、無敗の2冠馬として堂々と凱旋門賞に出走したいという気持ちでいっぱいでしょうね
ただ、ココからは私個人の考えが入りますが
確かにサートゥルナーリアは無敗でココまできたわけですから強いのは当り前なんです。
でも、過去に無敗で2冠を制したシンボリルドルフやトウカイテイオー、ミホノブルボン、ディープインパクトの時と比較すると
なんだか形相が違うような感じがしてならないと思うのは私だけでしょうか?
上記に挙げた名馬たちのダービーの時はどこを見渡しても「1強」色が強かったです
ですが、今回のダービーでは何故か「3強」という文字があちらこちらで見受けられます。
やはり、あの皐月賞の結果がサートゥルナーリアに対して一抹の不安をおぼえるのでしょう

ということは、サートゥルナーリア絶対ということではないということですね。
そして、2つ目に鞍上のDレーンがダービー初出場で、サートゥルナーリアにはテン乗りということになります。
何度か私もこのブログ内で取り上げたことがありますが
長い歴史の中でダービーだけはテン乗りで勝った騎手が皆無だということです
65年前にゴールデンウェーブという馬がテン乗りで勝ったなんていうのをあるメディアで取り上げられていましたが
65年前なんていうのは、日本中央競馬会(現JRA)が発足される以前のお話ですから
これは完全にノーカウントとして扱うべきでしょう。
幾らDレーンが天才だからといって、やはり異国の最高峰のレースをいとも簡単には勝てないということです
最後に私がよく言います人間のバイオリズムというものについてです。
どんな人間だろうと生きていれば必ず好調、不調の波に襲われます。
現在騎乗停止中のルメールが良い例ですが
彼は3月の終わりのドバイでのアーモンドアイを歯切りに4月は丸々1ヶ月爆走しましたよね
ところが5月に入っての最初のNHKマイルCでは降着という憂き目にあいました。
彼のバイオリズムが満ち潮から一転、一気に引き潮へと変わった瞬間でした
では、これをサートゥルナーリアに騎乗するDレーンに置き換えてみましょう
彼は4月の下旬に日本へ来日しましたが、来日したとたんに東京競馬場で1日に4勝をするという離れ業を演じ
そうかと思うと翌日の新潟競馬場ではいとも簡単にG3の新潟大賞典を勝ってしまいました
ココまででも凄いなと思うのに、なんと彼はその後もG2の京王杯SC、極めつけがG1のヴィクトリアマイルまで制してしまいました。
なんという神がかり的なことか!!
今までこんな外人ジョッキーがいたでしょうか?

私もそれぐらいこのDレーンという騎手には感服しましたね
でも、どんな人間でも全速力で走るとやはり息切れをするというものです
その息切れというのが先週の彼の成績だったのです
とくに日曜日の彼の騎乗を見て思いましたね、覇気が無いなと。。。
そこで、今週のダービーウイークを迎えるということになります。
一旦沈んでしまったバイオリズムを最高潮に持っていくということは並大抵ではありません。
また、最高潮でないと勝てないのがダービーというレースでもあります。
このような観点から今年のダービーを考えますと
サートゥルナーリア危うしということになりますね
私自身はこのサートゥルナーリアを対抗以下に落としてダービーの馬券は買うつもりです。
勝つのは戸崎のダノンキングリーか、川田のヴェロックスかなと思っています
ダービーのゲートインまであと3日
今年も思う存分ダービーを楽しみましょうね